ブランディング広告について
ブランディングとは、企業やサービスのイメージを認知・定着させ、ユーザーに好感を持ってもらうマーケティング活動のことで、おもにブランドイメージ向上や競合との差別化のために行います。
効果的なブランディング広告により、ブランドの認知度拡大や将来的な売上へつながるユーザーの母数を増やすことができ、中長期的な企業の安定や成長につながる、広告活動における最も重要な施策と言えるでしょう。
ブランディング広告は、インターネットが台頭するまではテレビや新聞といったマスメディアが担ってきました。
インターネットのブランディング広告について
従来のマスメディアと異なり売上や会員登録など定量広告効果が把握できるインターネット広告の市場で、ネット上でのブランディング広告は伸び悩んでおり2022年の日本の広告費(電通)によると、2,647億円。
さらにネットメディアの主力商品である記事タイアップの市場は500億~600億円程度と推察しています。
この市場規模はインターネット広告費の2%~3%ですが、ユーザーの可処分時間がインターネットに推移していくことから、これまで主に新聞や雑誌が担っていたプロモーションフェーズの役割がインターネットのブランディング広告にシフトしていくことは想像にたやすいでしょう。
電通の「2021年&2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」
ブランドリフトリサーチとは?
ブランドリフトとは、ブランディング広告の効果を調べる指標の一つです。広告出稿後にアンケートを行って調査結果を収集し、広告に接触したグループと非接触のグループを比較して、企業やブランドの認知度や好感度、サービスの理解度、利用意欲などに向上が見られたかを測定します。
これまでのインターネット広告の標準指標であるインプレッション数やクリック数、コンバージョン数などのオンライン効果指標では、包括的なイメージ戦略となるブランディング広告の効果測定は困難でした。
メディアの主力商品である記事広告や動画広告に従来のクリック数などの指標に加えブランドリフトリサーチを行うことで、企業やブランドの認知度などの効果を可視化でき広告キャンペーンの包括的な評価を行うことを可能とします。
デジカニが提供するブランドリフトリサーチ
ブランドリフトリサーチの調査方法は、リサーチ会社を利用するものからバナーを利用するもの、Google広告など出稿時に利用できるものなど様々な手法がありますが、DIGIKANIではYahoo!IDを持つユーザーに対し強制的に広告を閲覧させ接触グループとして集計する方法を提供させていただきます。
自然接触のように読者が興味を持って能動的にコンテンツに接触している方へのアンケートではないので精度の面では劣りますが、圧倒的に安価であること、母数(n数)の確保が安定していること、最短で2日程度で集計できることなどから、手軽に利用できるメリットがあります。
また、サードパーティのソリューションであることからキャンペーン全体で同一のロジックで調査ができること、調査を継続することで各リフト値についてクライアント様ごとのベンチマークができキャンペーン効果の良し悪しの判断ができるようになる、といったメリットもあります。
標準パッケージとオプション
標準パッケージは1つの広告クリエイティブ(記事タイアップや動画など)につき、広告接触者200サンプル、広告費接触者200サンプルを集計しエクセルフォーマットで納品いたします。
設問は認知・理解・好意度・意向に属性(年代と性別)を加えた5問とさせていただき、30,000円(税抜)の費用でご提供させていただきます。
オプションは追加設問やサンプル数の追加、クロス集計など様々なご要望にお応えできるようになっております。
詳細は「お問い合わせ」よりご連絡いただけますようお願いいたします。